五十嵐正俊 Words

情熱

どうしていいのか本当に分からなかった
何がしたいのかマジメに分からなかった
ただ朝日が昇りそれが夕日に変わるのを
黙って見つめていた

誰に話せばいいのか分からなかった
何にすがればいいのか分からなかった
頼む誰かショボいこの俺の背中を
思い切り押してくれないか

聞こえる
情熱 情熱
情熱 情熱

独りじゃないって本当に分からなかった
愛してくれてる人にも気づけなかった
今日と昨日の境目があまりにも違う今
人は生まれ変われる

そして今自分の足りないものを
君という存在でひとつに出来たとき
使い道のないこだわりやガラクタを除けて
目の前に道が開ける

聞こえるか
情熱 情熱
情熱 情熱

ほら、あれはダメな夜、一人うなだれて帰る
もうひとりの自分が「やるぜ」って肩を叩いたときだ

情熱 情熱
聞こえるぜ
情熱 情熱
情熱 情熱