五十嵐正俊 Words

壊れないもの

勝手に君がしまい込んだ
その箱を開けてみたいんだ
まだ君も僕も「やーめた」って言葉を
口にするには傷ついてなさすぎるんだ

いつのまにか自分だけじゃ
手に負えないそんな時は
僕は誰よりもそしていつまでも
君の味方でいるって事忘れるなよナ!

ふたりちっぽけな宝物を持ち寄って一つの作品にしようとしてたあの頃
心無い一言で苦しんでしまうのはあの時だってそう、これからもきっとそう

壊れないもの達がまた動きはじめる
壊れないもの達がまた語りかけてくる
まだ足りねえ! まだ足りねえ! まだ足りねえって
わかったような顔して

もう今じゃ笑えなくなった
もう今じゃ怒れなくなった
そんな決めゼリフお前やっぱ似合わない
どうせまた動かずにはいられないんだろ

ふたり自分に足りないものを持ち寄って新しい何かを探していたあの頃
心からの一言でまた歩きだせるのはあの時だってそう、これからもきっとそう

つなぎとめるもの達が泣き続けてる
つなぎとめるもの達が叫び続ける
何か足りねえ! 何か足りねえ! 何か足りねえって
わかったような顔して

壊れないもの達がまた動きはじめる
壊れないもの達がまた語りかけてくる
つなぎとめるもの達が泣き続けてる
つなぎとめるもの達が叫び続ける
まだ足りねえ! 何か足りねえ! まだ足りねえって
わかったような顔して
わかったような顔して
わかったような顔して